こんにちは、きのこ母さんです。肌の弱さでなら、町内一になれる気がするアラサー主婦です。
私がかかっている皮膚科の待合室に置いてあった、「カユイカユイ たぬきせんせいのびょうきのほん」。

2歳の次男が「読んで~」と持ってきたので、「まだ早くないか?」と思いつつ読んでみると、その内容の素晴らしさにものすごく感動してしまいました。
肌が弱い子どもさんや親御さんはもちろん、周りのおじいちゃんおばあちゃん、お友達にも読んでもらいたい一冊です。
ストーリーは、小学生低学年と思しき「たかしくん」が友達と公園で遊んでいるとき、突然じんましんが出てしまうところから始まります。
家に帰ると、びっくりしたお母さんが「なにして遊んでたの?!」と 怒るシーンなどリアルです。
わかります、お母さん。うちの次男も突然じんましんが出たことがあって、焦りましたからね…
そこで、たかしくんとお母さんは「たぬき先生」と呼ばれる先生のところに診察に行くのです。
他にもたかしくんのお友達でアトピーの女の子が診察してもらったり、たかしくんが水疱瘡になったり、あせもになったり、蚊にさされてひどくなったり。
「たぬき先生」はそれぞれの原因や対処法を、子どもとの会話を通してわかりやすく教えてくれます。
2歳の次男も「なんで?」「どうしちゃったの?」(最近の口癖)と言いながら、食い入るように見ていました。
その辺の育児書よりわかりやすいのに、かなり重要なことが書いてあってビックリ。
血液検査で卵と牛乳のアレルギーと診断された女の子に、「血液検査じゃほとんどわからないから、実際に少しづつ食べてみたら?」とすすめるシーンまでありました。
そう、血液検査じゃわからないんですよ。実際に食べてみないと。
うちの子どもたちもそうでした。
アトピーやアレルギーに関して、古い知識や正しくないイメージを持っていることって意外と多いんです。
アトピーと長年付き合ってきた私ですらそうですから。
でも難しい本をわざわざ読んで勉強しなくても、この絵本があればもう大丈夫なんじゃない?と思えるくらいの内容でした。
さらに感動したのが、「かゆい」ことに対する「たぬき先生」の捉え方。
たぬき先生がアトピーの女の子に、「自分の体はおかしいとか、弱いとか思わないでね。悪いものをよく見分けて、それをやっつけようとして働いてくれているんだって自信を持っていいんだ」と語りかけるシーンがあります。
私自身アトピーで嫌な思いをしたこともあったし、「なんで私だけ?」って感じることもありました。
親も私を少なからず「可哀想」と思っていたでしょう。
でも、アトピーは排泄作用である、というのが最近の考え方の主流。
体がうまく働いている証拠なんですね。
それでも、やっぱりアトピーはかゆくてつらい。そんな時、周りの人が「たぬき先生」のような言葉をかけてくれたら、どんなに救われるか。
私も、アトピー傾向のある我が子に「アトピーは体がよく働いている証拠」だと話していきたいと思います。
さらにこの絵本の最後は、自然の中で思いっきり遊んでいれば肌も強くなるから、外でいっぱい遊ぶようにというメッセージで終わります。
あせもができやすい子や、蚊にさされてひどくなるような子は、つい親も大事にしすぎてしまうこともありますよね。
でもそういった「かゆみ」は肌が元気な証拠。
これは親にも向けられた、大切なメッセージだと感じました。
皮膚科だけでなく、児童館や小学校にも置いてほしい絵本だな、と個人的に思います。
沢山の人に読んでもらいたい、おすすめの一冊です。
ちなみに「たぬき先生」は実在する先生でした。たぬきっぽいから、たぬき先生だそう。
ほかにも育児や病気に関する本を出しているようです。色々読んでみたいところです。
私がかかっている皮膚科の待合室に置いてあった、「カユイカユイ たぬきせんせいのびょうきのほん」。

2歳の次男が「読んで~」と持ってきたので、「まだ早くないか?」と思いつつ読んでみると、その内容の素晴らしさにものすごく感動してしまいました。
肌が弱い子どもさんや親御さんはもちろん、周りのおじいちゃんおばあちゃん、お友達にも読んでもらいたい一冊です。
わかりやすく「カユイカユイ」の原因や対処法を教えてくれる!
ストーリーは、小学生低学年と思しき「たかしくん」が友達と公園で遊んでいるとき、突然じんましんが出てしまうところから始まります。
家に帰ると、びっくりしたお母さんが「なにして遊んでたの?!」と 怒るシーンなどリアルです。
わかります、お母さん。うちの次男も突然じんましんが出たことがあって、焦りましたからね…
そこで、たかしくんとお母さんは「たぬき先生」と呼ばれる先生のところに診察に行くのです。
他にもたかしくんのお友達でアトピーの女の子が診察してもらったり、たかしくんが水疱瘡になったり、あせもになったり、蚊にさされてひどくなったり。
「たぬき先生」はそれぞれの原因や対処法を、子どもとの会話を通してわかりやすく教えてくれます。
2歳の次男も「なんで?」「どうしちゃったの?」(最近の口癖)と言いながら、食い入るように見ていました。
その辺の育児書よりわかりやすいのに、かなり重要なことが書いてあってビックリ。
血液検査で卵と牛乳のアレルギーと診断された女の子に、「血液検査じゃほとんどわからないから、実際に少しづつ食べてみたら?」とすすめるシーンまでありました。
そう、血液検査じゃわからないんですよ。実際に食べてみないと。
うちの子どもたちもそうでした。
アトピーやアレルギーに関して、古い知識や正しくないイメージを持っていることって意外と多いんです。
アトピーと長年付き合ってきた私ですらそうですから。
でも難しい本をわざわざ読んで勉強しなくても、この絵本があればもう大丈夫なんじゃない?と思えるくらいの内容でした。
アトピーもかゆいことも、悪いことじゃない!
さらに感動したのが、「かゆい」ことに対する「たぬき先生」の捉え方。
たぬき先生がアトピーの女の子に、「自分の体はおかしいとか、弱いとか思わないでね。悪いものをよく見分けて、それをやっつけようとして働いてくれているんだって自信を持っていいんだ」と語りかけるシーンがあります。
私自身アトピーで嫌な思いをしたこともあったし、「なんで私だけ?」って感じることもありました。
親も私を少なからず「可哀想」と思っていたでしょう。
でも、アトピーは排泄作用である、というのが最近の考え方の主流。
体がうまく働いている証拠なんですね。
それでも、やっぱりアトピーはかゆくてつらい。そんな時、周りの人が「たぬき先生」のような言葉をかけてくれたら、どんなに救われるか。
私も、アトピー傾向のある我が子に「アトピーは体がよく働いている証拠」だと話していきたいと思います。
さらにこの絵本の最後は、自然の中で思いっきり遊んでいれば肌も強くなるから、外でいっぱい遊ぶようにというメッセージで終わります。
あせもができやすい子や、蚊にさされてひどくなるような子は、つい親も大事にしすぎてしまうこともありますよね。
でもそういった「かゆみ」は肌が元気な証拠。
これは親にも向けられた、大切なメッセージだと感じました。
皮膚科だけでなく、児童館や小学校にも置いてほしい絵本だな、と個人的に思います。
沢山の人に読んでもらいたい、おすすめの一冊です。
ちなみに「たぬき先生」は実在する先生でした。たぬきっぽいから、たぬき先生だそう。
ほかにも育児や病気に関する本を出しているようです。色々読んでみたいところです。
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