こんにちは、きのこ母さんです。よく絵本で号泣してしまう、アラサー主婦です。

最近雑誌でおすすめ絵本として紹介されていた、『もしも地球がひとつのリンゴだったら』という作品。

宇宙が好きな長男のために、図書館で借りてきました。

作者は長年教師をしていて、今は教育コンサルタントをしているそう。

壮大すぎる物事を、身近なものに例えてわかりやすく説明したこの絵本。

中を読んでみると、驚きの連続!読み終えるたあとは自然と色々考えさせられました。

その一部を紹介します。




まえがきから衝撃!わたしたちは8分の1のリンゴで生活している!


この絵本、まえがきからアクセル全開です。

まえがきによると、地球をひとつのリンゴに例えると、人間が暮らせる土地はたったの8分の1。

さらのそのリンゴを4等分して、そのうちのひとつ、つまり32分の1のリンゴの表面で全人類の食べ物を作っているとうのです。

ひゃぁ~…そんなに作地って少ないんだ…

思わず長男と顔を見合わせてしまいました。

これからさらなる衝撃が続きます。



【ネタばれ注意】人生をピザに例えると…


・太陽系の惑星をボールの大きさに縮めたら

・生命の歴史を一時間に縮めたら

・世界の寿命を砂浜の足跡であらわすと


いろんな斬新な例えがある中で、特にひびいたのが、

・世界中のお金を100枚のコインであらわすと

・あなたの人生を12枚に切った大きなピザだとすると

でした。


コインの話は本当に衝撃。

なんと世界人口の上位1パーセントのお金持ちが40枚を持っている一方で、たった1枚のコインを世界の半分の人口で分け合っているそうです。

「一部の富裕層が世界の富のほとんどを持っている」という話は聞いたことがあったけど、ここまでとは…

ピケティの理論をマンガ化した本に、「これから格差はもっと広がる」と書いてあった覚えがあるんだけど、もう随分な差ですよ…

子どもたちが生きる未来はどうなっているんでしょう(´;ω;`)


「人生を12枚に切った大きなピザだとすると」という例えも面白かったです。

レジャーやレクリエーション、つまり純粋な楽しみの時間って、たったの1枚になるんですね。日本人だともっと少なくなっちゃうんじゃないかな?

それ時間だけが人生の楽しみだとすると、あまりにも楽しみの割合って小さい。

どんな時間も楽しむ意識を持たないと、人生損だなって感じました。

そして、使える時間の大体の配分が決まっている以上、やりたいことはどんどんやらなきゃ!っていう気になりました。


しかし、例えが「12枚に切った大きなピザ」って、さすがアメリカですね(笑)
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今度からピザを食べる度に思い出しそう。あぁピザ食べたくなってきた。




何に対してどう感じるかは、あなた次第。


この本で書かれているのは、あくまでデータであって、「だからどうこうしよう」とかいう作者の 主張は一切出てきません。

だから何を感じるかは、完全に読み手に委ねられています。

いろんな例えがある中で、どれがグッとくるかもその人次第。

夫婦で読んで、どこが印象に残ったか話すのもおもしろいかも。


「4歳の長男には少し早かったかな?」と思いましたが、意外と理解できた様子。

長男はやっぱり宇宙の話が面白かったそうです。

絵からも内容が推測しやすいので、一通り一緒に読んだ後は、ひとりで何度もページをめくって見ていました。


幼稚園児もなんとなく理解できる内容だけど、小学生や中学生で読めば、もっと面白さが理解できるかも。一冊あれば、長~く楽しめそうです。

歴史の長さや資源の有限性を子どもにも分かりやすく伝えられる、教育的にいい絵本だと思います。

大人もとっても楽しめますよ。おススメしたい一冊です。