こんにちは、きのこ母さんです。

先日のNHK杯で、内村航平選手が個人総合優勝9連覇を成し遂げましたね。

おめでとうございます!



実は、私のイトコは内村選手と同じ中学出身。

内村選手の一つ上の学年なので、同時期に在籍しています。

あ、私自身は内村選手と何の関係もありません。 ただのミーハーです(笑)


そんなわけで、勝手に親近感を持って応援しているのですが、

実は私は内村選手のお母さん、周子さんがずっと気になっていて。

周子さんと言えば、

「息子ラブでハイテンション」なイメージや、

しくじり先生に「子離れ出来ない母」として出演した記憶がある方も多いと思います。

でも、私は「あのパワーはすごいな」といつも感心していて。


そんなわけで、今回初めて周子さんが書いた

「自分を生んでくれた人 内村航平の母として」を読んでみました。


結果、ものすごく感動してしまいました。

子育て中のママにぜひ読んでほしいと感じる内容でした。

今回僭越ながら、周子さんの一ファンとして、育児中の私が感動した周子さんのメッセージを紹介したいと思います。






「世界一の子育てをする努力」をしよう。


子煩悩なイメージのある周子さんですが、本を読んでみて、

想像以上の子どもへの愛の大きさに、ただただ驚きました。

本当に「我が子のためなら何でもできる」という方なんですね。


いつでも我が子を最優先してきた周子さん。

我が子の「もっと体操をやりたい」という気持ちに応えるため、

大きな借金を背負ったこともあったそうです。

それは、こんな思いから来ています。


「世界一の子育てをしようと努力すれば、世界一の子どもになれる可能性もある」
と信じています。
すごく壮大な言葉で、実現するのは簡単ではないけれど、頭の片隅でそう思うだけでも全然違うはず。頑張りすぎは良くない。でも頑張ることも悪くないと、私は思うのです。



彼女の体操教室のある長崎県諫早市は、かなりのどかな所。

(私の故郷はさらに田舎だけど…笑)

そんな場所で、こんなに高い志を持って育児をするのは、並大抵なことではなかったと思います。

本当に我が子のことを愛しているんでしょうね。


ここで言う「世界一の子育て」というのは、誰かと比べてではなく、

「我が子にとっての世界一」という意味あいが強いです。


私も、わが子にとって世界一の育児ができるようになりたい。

実現は難しいけど、その気持ちだけは持っていたいと思いました。



 



自分がされて嬉しいことを、子どもにもしてあげよう


いつでも子どもの気持ちを大切にする周子さん。

それは、我が子だけでなく、教室に通う生徒さんに対しても例外ではありません。

ひとりひとりを「宝物」と考え、褒めて伸ばすことを大切にしているそうです。



体操教室に通う親御さんの中には、「うちの子はとろくて…」と相談する方もいるそうです。

その時の対応が素晴らしすぎるので、紹介します。

ネガティブな言葉を子どもの前で口にすると、子どもとの信頼関係が崩れてしまいます。
そんなときは、子どもに「ちょっと向こうに行っていてね」と言ってから、親御さんをこう諭します。
「あなたの子どもだから。小さいときの自分だと思ってください。いいところを見つけてほめてあげましょうよ」と。



私もつい、「うちの子は…」って言っちゃっていたので、かなり反省しました。

「小さいときの自分」だと思えば、子どもにかける言葉や対応は変わってきますよね。

いつも頭において忘れないようにしたい心がけです。



そして、心配する代わりに、こんな言葉をかけられたら素敵ですよね。

私は「自分の子どもなんだから大丈夫」と自らに言い聞かせてきました。航平や春日にも「私の子どもなんだから大丈夫。いつだって私がついているからね」と伝えてきました。

そういった言葉で親の重責を背負う自分自身を安心させてきたのかもしれません。でも、自分に自信を持ち、子どもも安心させてあげることが、親としての大事な務めなのかもしれませんよね…。


「うちの子は…」って言いそうになったら、

「ママの子だから大丈夫」って子どもを抱きしめたい。

そう思いました。






「あなたはあなたのままでいい」


兄と妹、二人の子どもを育ててきた周子さん。

有名オリンピック選手となった兄の影で、大会で結果が出なくても努力を重ねる妹さん。

そんな妹さんに、「あなたはあなたのままでいい」といつも励ましてきたそう。

その結果、学生の体操の大会で優勝を果たしたんだそう。


「あなたはあなたのままでいい」という言葉が、一番人間にとって救われるんじゃないかと思っているんです。

子育てに悩んでいる保護者の方々にも、
「あなたの子だからあなたが好きに育てればいいじゃない。子どもが生きていてくれたら、それでいい。あなたはあなたのままでいいのよ」と伝えています。



そう力強く言ってくれる人がいれば、ツライ時本当に救われますね。

私も、我が子にも、夫にも、そして自分自身にも、いつも言い聞かせたい言葉です。





子どもはたくさん愛していい。


最近の育児書を読むと、

「子どもの自主性を育てましょう」という内容が多いですよね。

うちの長男は特に甘えん坊で、「ママと~」「ママがやって~」が多くて。

どこまで甘えさせていいかわからなくなる時があります。

特に男の子の場合、「将来マザコンになる」なんて聞くと不安になりますよね…( ゚Д゚)


でも、これを読んで安心しました。


子どもがいてくれるから愛することもできる。
だから「愛しすぎ」なんてことは、ないのです。


子どもが「もういい!」って言うくらい、たくさんなでなでペロペロしようと思います(笑)



ちなみに、こんなエピソードも紹介されていました。

内村航平選手が小さいころ、保育園に送っていったら、「ママといたい」と泣いた時のこと。

周子さんはつらいのと嬉しいので、「じゃあお家に帰ろう」と連れて帰ってきてしまったそう(笑)

その後旦那さんに注意されて、また園に送っていったというオチでした(笑)






「頑張れ」でなく、「顔晴れ」


周子さんは「頑張れ」という言葉をよく使うそうですが、

私はあまりこの言葉が好きではありません。

こんなくだりがありました。


私は「頑張れ」は合言葉のようなものだと思っていますが、中には相手にとってプレッシャーや重荷になるから良くないという考えの方もいるようです。

ですから、そういうときは、「頑張れ」ではなく、「顔晴れ」という意味でエールを送ります。

子育てに悩んでいるお母さんたちにも、

「頑張らなくていいんだよ。ただ、顔だけはいつも晴れやかな顔でいてほしい。晴れやかな顔でみんなと接すれば、絶対に女神は微笑んでくれる」と伝えています。


自分のことを思い返してみると、「いつもニコニコのお母さんとは程遠いな…」と反省。

でも、子どもってママの笑顔が本当に大好きなんですよね。

長男に「ママ、いつもニコニコのお顔しててね」と言われたこともあります。

実際は、すぐ怒り顔になっちゃうんだけど(;^_^A

疲れて頑張れない時も、「顔晴る」ことは心がけたいですね。






子育ての成果は、二十歳から。


「子育ては長い」と頭ではわかっていても、

つい今すぐ言うことを聞かせようと怒ってしまうことが多い私。

これを読んで、毒が抜けた気がしました。


二十歳を過ぎてようやく自分を出せるようになってきた年頃だと思います。恥ずかしがらずに、社会人として人と接することができる年齢。ようやく、親の育児が実ってくるのかなと感じています。

親が子どもに結果を求めたがると、子どもが中学生や高校生のときに叱ってしまいますよね。「何であなたはこんなこともできないの?」と。

でも私はそういうことは言いたくありませんでした。親である私のしつけが悪かったんだなと思えばいいわけですから。



本当に素晴らしい方だな、と思います。


二十歳から、やっと親の育児が実ってくる。

ということは、我が家は最低でもあと15年はかかるわけだ。

そんな長いスパンで子どもを見られたら、「待つ」ことはもっと簡単になりますね。

必要以上に叱りそうになった時は、「ハタチ!!」って唱えたいと思います(笑)





子育てで悩むママに、ぜひ読んでほしい


最初から最後まで、「本当に素敵なお母さんだな~」と感心しきりでした。

すごく愛情深くて、心の豊かな人なんだと感じました。

とにかくポジティブで、読んでいて元気になれる内容です。


今回紹介したメッセージは、よく育児書で目にする内容だったかもしれません。

でも、実践することこそ難しく、価値がある。

それをやってのけた人の体験を読むことは、大きな意味があると思います。


ただ、私に真似できるかと聞かれたら、「ここまでのパワーはないな」と思います(笑)

でも、この本で繰り返し

「あなたはあなたのままでいい」

「子どもは生きてくれているだけでいい」

というメッセージを受け取ったので、

「周子さんと比べて自分はダメだ」と落ち込むことはありません。


私は私のやり方で、我が子たちを大切に育てていきたい。

そう思わせてくれたこの本に感謝です。

育児でモヤモヤ悩みがちな方には、ぜひ読んでいただきたい一冊です。