こんにちは、きのこ母さんです!


最近話題になっていた、「反応しない練習」(草薙 龍瞬 著)を読んでみました。

 有名なお坊さんが書いた本ですが、仏教というよりは、ブッタの超クールな思考法を学んで、生きにくさを和らげようという趣旨の本です。


ブッタと言ったら、私の中ではもう「聖おにいさん」のイメージです。笑

斬新で、気持ちよく笑えて、大好きな漫画です。電車の中では読まない方がいいと思います。笑


漫画の中では、天然なイエスに対し、冷静かつ温かいツッコミを入れているブッタ。

そんなブッタの魅力を深く知るべく(趣旨がなんか違う)読んでみたところ、本当に目からうろこな教えが沢山でした。

僭越ながら超個人的な見解で、特に役に立ったな~と思うところを紹介していきます。









 

つい余計なことを考えてしまう…それ、妄想だったんですね!


ブッタ曰く、人間には ①貪欲、②怒り、③妄想の三大煩悩があるそうです。

私が一番何とかしたいと思うのは、③妄想。

分からない相手の気持ちをあれこれ考えたり、先のことを悩んだり、過去のことを思い出して落ち込んだり…よくあります。いいことないのに。


これを取り払う方法が、とっても簡単なのにすごい効果なんです!

その方法は、目を瞑って何かを思い浮かべた後、目を開いて見えるものをよく見るだけ。


例えば「今日のおやつは何にしようかな~、今川焼かな、バナナがいいかな」と考えます。

そして目を開くと、部屋の中のソファや、子どもの散乱したトミカが見えます。

そこで「さっきまで頭で考えていたもの(=今日のおやつ)は妄想」で「今見ているもの(=ソファやトミカ)が視覚(感覚)だ」とはっきり認識するのです。


さらに、呼吸や体の動きに意識を向けると、「妄想」と「感覚」の違いがはっきりわかります。

マインドフルネスってやつですね。


そういう意識を日常的に持つようにすると、あれこれ考え始めたときに「あ、これは妄想だな、意味ないな、もうおしまいにしよう」とストップできることが増えてきました。

「妄想は妄想にすぎない」と割り切りが少しできるようになって、楽になった気がします。





「自分はダメだ」と落ち込んでしまう…魔法の呪文があるよ!


私はよく自分にダメ出しをしてしまうクセがあるようです。

天気が悪くて洗濯が溜まっているのを見ると、「昨日もう一回洗濯をしておけばよかった。昨日天気予報を見なかったのが悪かったんだ」みたいな具合です。

それで苦しくなってしまうことがよくあります。

こんな悩みに対するブッタの教えが、これまた簡単なのに素晴らしいので紹介します。


一つ目は、「あ、また判断したな」と気づくこと。

「洗濯ものが溜まっている」という事実に対し、「しておけばよかった」という後悔や、「悪い」という善悪の判断をしたことに気づくこと。

その判断は必要ないものです。だから、何も自分を責める必要もないわけです。


それでも、やっぱり洗濯物を見ると、「ああ~」って思っちゃうんですよね、これが。

そこで二つ目の方法は、「わたしはわたしを肯定する」とつぶやくこと。魔法の呪文です。

判断が止まるまで、とにかくつぶやく。すると、どうでもよくなりました。

私はポジティブな言葉かけをする、というのがどうも性に合わないので、「これくらいの言葉かけが丁度いいな」としみじみ思います。笑




「自信がある」も「自信がない」も妄想だったとは…!


私は完全に「自分に自信がない」タイプです。

「自信がない」から「失敗するかも」と不安で、踏み出せないことが沢山あるし、ありました。

「自信があるひとはいいな」「私も自信をつけなきゃ」ってずっと思っていました。

でもブッタに言わせると、「自信がある」のも「自信がない」のも不確かな判断で、妄想にすぎないのだそうです。

とりあえず、ただやってみる。体験を積む。余計な判断をせず、ただ今に集中することが大切なんだそう。

そうすると、そのうち「ある程度成果が出せるという見通し」が立てるようになるんだそうです。

大体10年くらいはかかるそうですが…


実は、うちの長男も私に似て「自信がない」タイプの子です。

長男も、小さいながらにあれこれ考えて動けなくなるタイプで、見ていて「大変だろうなぁ」とちょっと可哀想になることがあります。

だから親として、「この子のいいところを伸ばして、自信をつけさせてあげたい」とずっと試行錯誤してきました。

でも、自信なんてただの妄想なんだと知って、随分楽になりました。

しかも、10年かかるなんて。気長にいけばいいのね。

自分にも長男にも、「何も考えずまずやってごらん」って言うようにしようと思います。




頼るのはブッタではなく、自分自身なんですって


ブッタは晩年、愛弟子のアナンダ(聖おにいさんに美男子で登場してますね~)に

「もう自分自身と、正しい生き方だけを拠り所として生きなさい」と説いたそうです。

長年連れ添った愛弟子に…厳しいですね。笑


正しい生き方とは、

①反応せずに正しく理解すること

②心をきれいに保つこと

③誰かの幸せを願うこと


だそうです。


迷ったら、目を閉じて、開いて、感覚を感じ取る。

そして「みんな色々抱えて生きているんだな、みんな幸せになりますように」と祈ってみる。

行きつ戻りつ、そういう心がけを持ちながら生きることが大切だそうです。


結局は、自分の心をどうにかできるのは自分だけ。

物事の基準は、「自分が納得できるか」に置くといいそうです。




う~ん。成功している人の自己啓発本で読んだことあるような内容もありますが、はるか昔にこれらを最初に提唱したブッタって、やっぱりものすごい人なんですね。

そして思うのは、今も昔も人間って同じようなことで悩んでるんですね。

頭で「なるほど」と思っても、実践し続けていくのは難しいことですが、

ブッタの教えが半分でも実践できれば、人生かなり楽になる気がします。



紹介した以外にも、「なるほど~」と感じる教えがいっぱいの「反応しない練習」。

気になる方はぜひじっくり、何度か読んでみてください。

読むほどに、じんわりとブッタの教えが染みてくると思います。

悩める方も、大して悩みのない方にも、おすすめしたい一冊です!